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スマホとPCの違いとは?PCを使うべき人の特徴

べつに、PCじゃなくても。スマホじゃダメなの?
スマホとPCは全く違うものなんだよ

確かに、スマホとPCは似た設計がされています。
使い勝手が違っても、同じ作業ができたりします。
ただ、それぞれ得意分野が違うのです。

PC:長時間作業。高度な作業。
スマホ:スキマ作業。簡単な入力。

例えば・・・

オフィスや自宅で、テンプレートをPCで作成
移動時間などで、アイデアや文章をスマホで入力

それぞれ使い分けることに、利点があります。
また、作業環境が変わると、気分も変わります。

PCに向いているひとは、どんなタイプ?

以下のようなことを考えたことがあれば、導入を検討してもいいかもしれません。

✅️作業効率を向上させたい
✅️スマホの性能に限界を感じる
✅️専門的な作業がしたい
✅️ゲームやエンタメをもっと楽しみたい
✅️データをしっかり管理したい
✅️スマホとPCを連携して便利に使いたい
✅️カスタマイズや拡張性を求める
✅️長時間の作業でも快適に使いたい
✅️PCでスキルアップしたい
✅️クリエイティブな作業を本格的にしたい

それではひとつずつ、話を進めていきましょう。
自分の使用状況を考えながら、どういった活用ができるか想像してみましょう。

目次

作業効率が上がる

PCを使うメリットは、より快適に、より効率的にタスクがこなせることにあります。
作業スペースは広いほうが、より良い環境になります。
6畳間で家具を組み立てるのは、できなくはないけどちょっとストレスです。
スマホで作業をするのは、その感覚に似ています。

画面が大きい

画面の大きさは、つまり作業スペースの大きさです。

例えばモノを作るには、自宅より広い工場のほうが向いてます。
PCでも同じで、画面の大きさは作業効率に大きく影響します。

1つの画面に多くの情報を表示できると、専用の工場で作業するくらい便利なのです。
例えば、Googleスプレッドシートの画面を比べてみましょう。

PCでもスマホでも、機能面でいえば同様のことができます。

ただ、比べれてみれば分かりますが、PCの方が作業スペースが広い分、視認性が良いです。
また多くの操作ボタンが、ひとつの画面に配置されていて、作業にストレスがありません。
たとえ同じ作業ができたとしても、PCの方が高度で効率の良い作業ができます。

PCは工場くらい広い

キーボードとマウスの精度

指1本でできる作業なら、スマホでも簡単に済みます。
ただし、複雑で高度なことは得意ではありません。

その点、PCの入力デバイスは、より細やかな操作が可能です。
キーボードとマウスを使った作業は、慣れれば、より効率的で生産的なツールであることが分かります。
次に挙げるような利点があります。

①正確な操作が可能

マウスやタッチパッドによるカーソル操作の精度は、とても直感的です。
また、好みの感度に設定することで、より自分の感覚に合ってきます。
直感的な操作はストレスが少ないので、長時間作業に向いています。

②長文入力に強い

長文入力は、キーボード操作の利点です。
フリック入力で、親指を酷使しなくて済みます。

③作業スピードの向上

また、キーボードを使うことのメリットは、ショートカットが多くあることです。
各種ソフトウェアの設定で、基本の操作は大体ショートカットキーが振り分けられています。
慣れるまでに時間はかかるかもしれませんが、習得すると、より快適に作業できるようになります。

初めて使うのであれば、複雑な機構にイライラしてしまうかもしれません。
しかし、使ううちに、徐々に手に馴染んでくるものです。

指10本分の効率UP

ファイル管理が簡単

PCでは、原則的にすべてのファイルを管理することが可能です。
現実で行うように、種類別に分けてボックスに収納することができます。

また、検索性にも優れています。
検索窓に、探しているファイルの文字列の一部を入力するだけで、簡単に見つけてくれます。

よりコアな部分へのアクセスには、高度な知識を要します。
しかし通常の使用であれば、特に考慮する必要はありません。

特にファイル管理に関して言えば、スマホは保管場所としては向いていません。
扱えない形式のファイルが多いですし、通常使用ではアクセスできないファイルが多くあります。

その代わり、スマホは簡易的で、携帯性に優れています。
PCとデータを共有し、スマホ作業では細かな修正やアイデア出しなどをする、といった使い分けをすると、作業効率の向上を図ることができます。

かゆいところに手が届く、ってこと

高度な作業に対応できる

自分に合った性能にカスタマイズ

使用する目的が決まっていれば、自分に最適な性能を選ぶべきです。

動画編集や3Dモデリングなどの高負荷の作業をするのであれば、CPUやメモリにこだわるべきです。
ゲーマーなら、高性能なグラフィックカードが欲しいはずです。
インターネットと文章作成のような比較的軽い作業がメインであれば、それほど高い性能は要求されないので、自由度の高い選択ができます。

PC初心者の方は、「カスタマイズ」と言うと、難易度が高いと感じるかもしれません。
とは言え、自分で作るのは無理でも、BTOパソコンのショップを利用することで、手軽にカスタマイズしたPCを購入できます。

BTOとは「Build To Order」の略で、受注生産の意味です。
しかも、メーカー製PCと比べても、余計なソフトウェア料金が入っていない分、比較的安価です。
デザイン等にこだわりがなければ、初心者にこそオススメしたい購入方法です。

「BTO パソコン」で検索すると、ショップは簡単に見つけられます。
構成に悩むかもしれませんが、「おすすめ構成」のような、目的や性能別に組まれた構成も用意されています。

専門的なソフトウェアの利用

Adobe Photoshop、AutoCAD、動画編集ソフトなど、専門的なツールを快適に動かすにはPCの性能が必須です。
高負荷の作業をする場合、ハードウェアの知識が無い初心者でも、BTOパソコンで自分にあった性能のPCを手軽に入手できるようになりました。
専門性の高いものに限らず、PC用のソフトウェアは自由度が高いです。

それに対して、スマホアプリは簡易的で機能に制限があります。
スマホではやりたいことができない、と感じる場合、PCがそれを解決してくれるかもしれません。

マルチタスクが簡単

PCでは、複数のアプリケーションを同時に開き、作業をすることが可能です。
1つの画面に、複数のウィンドウを同時に開き、並べて作業できます。
例えば、資料を開きながらもう片方でメールを書く、といったように。

そして、ディスプレイをもう1台接続することで、デュアルモニター環境を構築できます。
1度に視認できる領域が2倍になると、作業環境は大きく変わります。

また、仮想デスクトップという機能もあります。
仮想的に画面を拡張することで、作業机を切り替えながら使うようなイメージです。

実際は、ショートカットやトラックパッド操作で、瞬時に切り替えながら作業をします。
ディスプレイを物理的に拡張できない環境で使用する際、特に重宝します。

長時間の作業に向いている

スマホは手軽で便利ですが、長時間の作業には向いていません。
一方で、PCは作業効率や快適性の面で圧倒的に有利です。

画面が大きく、目に優しい
📱 スマホ → 画面が小さいため、長時間見ていると目が疲れる
💻 PC → 大画面で文字や画像が見やすく、目の負担が少ない

キーボードとマウスで快適操作
📱 スマホ → 画面タップでは長文入力が大変
💻 PC → キーボードとマウスで高速入力&正確な操作が可能

ストレスのかからない姿勢で操作
📱 スマホ → 画面が小さく、姿勢が悪くなりやすい
💻 PC → 大画面&キーボードで作業しやすく、楽な姿勢になる

PCは、基本的にデスクに置いて使います。
安定した姿勢での作業は、良い環境作りの基礎になります。

目的に合った大きさのディスプレイを選び、お気に入りのキーボードやマウスを選びましょう。

ディスプレイ

ディスプレイの大きさや数は、目的や好みで選ぶもので、正解はありません。

1枚の大きなディスプレイに、複数のウィンドウを表示するのが好きな人もいます。
複数のディスプレイで作業スペースを分ける方が好きだったり、好みはそれぞれです。

キーボードとマウス

気に入ったものを使いましょう。
機能性で選ぶかデザインで選ぶか、わりと人それぞれです。
操作デバイスですので、「キーの触り心地や、音」のような感覚的な相性も、一種の機能性です。

手触りも大事

データ管理やストレージの容量が多い

大容量ストレージ

テキストデータのような、小さなファイルのみを扱うのであれば、Google Driveなどのクラウドサービスを利用することで、バックアップの心配もなく、低コストで管理できます。
同一のアカウントでログインすることで、他のデバイスでも同じデータにアクセスすることができます。

一方、大容量の写真や動画などの保存をしたいという場合、大容量のストレージが必要になります。
バックアップ用のストレージも考慮するなら、また別に用意しなければなりません。
コストと利便性を考えると、PCを使って管理するのが現実的です。

データ管理の柔軟性

移動や複製が簡単なことも、PCでデータ管理することの利点です。
データは、整理されていて使いやすい状態であることが理想です。

書類棚に乱雑に置かれたものより、インデックスごとに整理されている書類の方が使い勝手が良いものです。
さらに、PCのフォルダ構造は、自由度が高いですし、検索性にも優れています。

ゲームやエンタメに最適

高性能なグラフィックス

グラフィック性能は、年々向上しています。
価格を気にしなければ、PCでの映像体験は、素晴らしいものになるでしょう。

4Kに対応したものや、144Hz以上の高リフレッシュレートのディスプレイと組み合わせることで、より滑らかで美しい映像が楽しめます。

また、高性能なGPUは入力遅延を減らし、瞬時の操作が求められるFPSやアクションゲームで、優位性を発揮するでしょう。

カスタマイズ性

PCのカスタマイズ性は、ゲームやエンタメ用途でも大きなメリットを発揮します。
PCの良いところは、自分のこだわりの強い方向に、存分に力を注いでいけることです。

解像度の向上:最新のGPUを搭載すれば、4K解像度やレイトレーシング対応ゲームを滑らかにプレイできます。

高リフレッシュレート対応:144Hzや240Hzの高リフレッシュレートモニターを活用し、FPSや格闘ゲームの応答速度を向上させられます。

VR:VRゲームを快適にプレイするためには、高性能GPUと十分なメモリを搭載することで、スムーズな描画が可能になります。

動画編集・配信:ゲーム実況や動画制作を行う場合、最適な性能を構成することで、エンコード処理の高速化や録画時の負荷軽減が期待できます。

ゲーミングキーボード&マウス:自分のプレイスタイルに合わせて、応答速度やキー配置をカスタマイズできます。

コントローラーの自由な選択:Xboxコントローラー、DualSense(PS5コントローラー)、アーケードスティックなど、好みに合わせたデバイスを使用可能。

オーディオ環境の向上:高音質のゲーミングヘッドセットやスピーカーを導入することで、没入感のあるサウンド体験が可能になります。

モニターの選択:ウルトラワイドモニターやマルチディスプレイ環境を構築し、ゲームの視野を広げることも可能。

スマホと連携してさらに便利に

ファイルの同期

クラウドサービスを利用することで、PCで作成した資料をスマホで確認・編集することが可能になります。

クラウドサービスとは、インターネット上にあるレンタルストレージのことです。
ネット上にあるとは言え、きちんと暗号化されていますので、他人に覗かれる心配はありません。
スマホを使っていれば、「Google Drive」や「iCloud」など、馴染みがあるのではないでしょうか。

インターネット環境さえあれば、クラウドにアクセスすることで、いつでもどこでも同じデータにアクセスできます。
クラウドを使うメリットを確認しましょう。

どこからでもアクセスできる
デバイスを選ばない
PCやスマホが故障しても、データは守られる
ストレージの節約になる
セキュリティ対策がしっかりしている

デメリットは、インターネット環境がないと同期ができない、ということくらいです。
無料である程度の容量が使用できるものが、各社提供されているので、自分に合うサービスを利用しましょう。

使用場面での使い分け

スマホを活用することのメリットは、「外出先で」「スキマ時間に」「手軽に」作業ができることです。
イメージとしては、以下のようなイメージです。

スマホで適していることPCで適していること
簡単な返信・通知確認
メモ・簡単な編集
簡単なフィルター加工
長文作成・添付ファイルの管理
本格的な編集・レイアウト調整
詳細な編集・高解像度の作業

スマホとPCを連携させることで、ファイル管理・作業効率・通知管理・アプリ活用の幅が広がります。クラウドサービス等を活用し、それぞれの特性を活かした環境作りを模索するのも楽しいものです。

たかが道具、されど道具

まとめ

スマホは手軽で便利ですが、PCを使うことで 作業効率・快適さ・拡張性 が大幅に向上します。特に 仕事・学習・趣味 にPCを活用すると、スマホではできなかったことができるようになります。

「スマホだけで十分」と思っていた人も、上記の理由に当てはまるならPCの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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